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清野研一郎
略歴
1991年 筑波大学医学専門学群卒業、外科コースに進む
1993年から1997年まで 順天堂大学免疫学教室へ国内留学、日本学術振興会特別研究員
1999年 筑波大学臨床医学系講師(消化器外科)
消化器癌及び臓器移植(腎臓、肝臓)の臨床と基礎研究に従事
2002年以降 理化学研究所免疫アレルギー科学総合研究センター上級研究員
聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター准教授、部門長を経て
2010年 北海道大学遺伝子病制御研究所 教授
Brief History of the Professor
大学院は4年間御茶ノ水の順天堂で過ごす。奥村康先生の薫陶を受ける。Fas/Fas ligandの研究でNature MedやGastroenterologyに論文を発表。その後筑波大学に戻り、臨床をしながら基礎研究を継続。移植免疫寛容におけるNKT細胞の役割を発見しPNASに発表。その縁で谷口克先生からお誘いを受け、理化学研究所免疫アレルギー科学総合研究センターへ。NKT細胞に関する研究を継続し、Cancer Res, Am J Transplant, J Immunolなどに論文を多数発表。宮崎の研究会で京都大学の山中先生と知り合い、この頃iPS細胞に関する研究を開始。その後、聖マリアンナ医科大学を経て現職に。この間、JSTさきがけ研究者2回。北大着任後は研究対象を移植免疫と腫瘍免疫に絞り、多能性幹細胞からの免疫制御性細胞の分化誘導、がん微小環境におけるサイトカインの役割などでオリジナリティ高い成果をあげている。少しだけ診療も継続中の、今後の発展が楽しみな、かに座のA型。
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